tetoteの案内役と名乗っています、佐藤友希です。
私は明石市で生まれ、神戸市で育ち、一人暮らしを転々としてから、また明石市に戻って来ました。
今は、小学生の男の子と女の子と、明石の海辺でのんびり暮らしています。

人それぞれ人生には紆余曲折あり山あり谷ありありますが
私の「谷」は幼少期の育ちでした。


ずっと生きづらさは身近に感じてはいたものの、周りの環境のおかげで突出したダメージは受けずにこれましたが
子を産み、子育てする中で自身と向き合わなくてはならなくなった時に、その違和感にとても悩みました。

そして相談先で、「自己肯定感がないのではなく、育つための土地がない」という判断を聞いた時に
あぁ、全てはそこにあるのかと、とても心が軽くなったことを覚えています。

子を産んでから10年、まだ10年、私の生き直しも10年、まだ10年。
ですが、その生き直しの中で、自身の人生を持って「今未来ある子供達に生きるために大切なものを身につけてほしい」
そう思ったのがtetoteを始めようと思ったキッカケになります。
この10年の中で、私は「カメラ」に出会いました。
カメラは心を映す鏡です。
そして自分自身の分身でもありました。
言葉にできないものを伝える事ができたり
自分では気づかない自分に会えたり
そして何よりも「正解」のない世界です。
強いて言えば、すべでが「正解」の世界です。

そんな「カメラ」を1つのツールとして
私の「自己との対話」と「生き直し」は徐々に歩み始める事ができました。
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〜 子ども時代にそういう経験を、そういう時間を持って欲しい 〜

そうしてtetoteの第一歩目「カメラでつくる子どものtetote」がはじまりました。

「子ども写真教室」と表記すればスマートなのに、なぜその表記をしないのか
私自身のことを「先生」と表記すればわかりやすいのに、なぜそう表記しないのか
それは「正解や不正解のない世界」が居場所としてあって欲しいから
「カメラの技術と写真の上達」を目的とする場ではないから。
簡単に言えば「自己肯定感」なのかもしれないけれど
その前の段階に必要な「自己受容」そして「自己理解」
そして、純粋に、わくわくすることをやり続けるという経験
そんな様々なことを詰め込めたら、、、

年に1回は発表会を、毎回の作品は大切にアルバムへ
積み重ねて、可視化して、親子で変化を楽しめたら、、、

単発開催ではなく定期的なものではないと、これは実現できない。
そう思い、定期開催でのスタートとなりました。
また私自身、学校にも家庭にも居場所がない時期がありました。
それは、長期休暇が終わることを怖くし、春を怖くしました。
未来が続いていくことを忘れさせ、先の見えない暗闇に思わせました。
でもそこで「あの約束まで頑張ってみよう」「あの日まで続けてみよう」そんな場所があったら
なんとか乗り越えられる時ってあると思うんです。
そして、そんな場所は難しく考えなくても
日々をより彩っていくと思いませんか?

大人だって美容院に行く日の数日前からちょっと嬉しくなるし
楽しみにしていた映画の公開日が近づくと日々が楽しくなる
友達とお茶とする約束をしたら「それまで頑張るわ〜!」なんて言っちゃう

そんな、簡単な感じです。
でも、だからこそ、単発開催ではなく定期的な開催としてすることに意味があると考えています。
また、tetoteでは
子ども時代に、いろんな経験をさせるということは本当に価値があることだと思っています。
それを子どもに与えれるのは「おとな」である私たち。
と、言いましても、大人にもでき出来る範囲というものがありますよね。
育児をはじめ、家事、家の様々なこと、仕事も、自分のことだってある
時間も、脳みそも、心も、足りないって思う日だって多々ある(私がそう)
そこに、経験をさせたいって探して、予約して、スケジュール管理して、、、
tetoteは子どもの居場所でありたいと思うと同時に、とるに足らないかもしれないけれど
大人の「ちょっとあったらいいな」を叶える場所でもありたいなと思っています。
いろんな大人に会いにいって、カメラでその日を忘れないようにきろくしたり
いろんな物を作ってみて、カメラでその日の気持ちをきろくしたり
カメラという自分の分身と一緒に、撮影だけではない、様々な経験をしていく場所だとお考えください。
(私一人の力だけでは到底できないこともあると思っています、力を貸してくれる大人、大募集です)

定期開催となると、活動場所は基本的に1つに絞らなくてはなりません、日時も決まってしまいます。
送迎の関係や、お家のご事情等でご参加いただけない方もいると考えています。

そんな方は、ご都合よろしい回を選んで来ていただくことも可能です。
(各回、人数制限があります。入会されている方優先となります)


ご興味が少しでもあったら、ぜひ遊びに来てください。
インスタグラムにて告知をしていきます。
最後に、
今やカメラは老若男女問わずの共通言語になっていると思っています。
そんな共通言語を使えば、親子の繋がり、地域の繋がり、そして自身との繋がりがより良く深くなっていけると信じています。​​​​​​​
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